2020-07-18

加賀友禅 kagayuzen「青花紙」つくり体験&工程

加賀友禅の下絵に使う「青花紙」は、ツユ草科の栽培種「青花」の花を絞った汁で作られています。花名は、よく「ツユ草」と言われてますが正式には「青花」といいます。この青花は370年くらい前に記録があるそうです。

⭐️2月に種をまき苗を育て、5月に苗を畑に植えます。6月後半から7月に花摘みです。

⭐️ひとつひとつ手で収穫しカゴの中に集めます。

⭐️集めた花をふるいに掛け、雌しべ、雄しべを落とします。

⭐️さらに残ったガクなど取り除きます。

⭐️いよいよ花ビラを手で揉み青い汁を抽出します。とても綺麗なブルーで意外と液が出てくるのでビックリ!花ビラが白くなるまで何回も絞り出します。

⭐️和紙を4枚1組で重ね、青花の汁を布で漉し不純物をとります。

⭐️いよいよ刷毛で塗ります。最初は塗ると言うより浸み込ませる感じ。

⭐️塗った和紙をゴザの上に並べ天日で干します。乾いたら裏返して塗り、また干す。この作業を繰り返します。

⭐️仕上がりの目安は塗る回数というよりも、重さが目安です。(和紙100枚130g→塗った後100枚400g)十分な重さになったら4枚1組の和紙を2枚1組に分離して完成です。青花の研究をしている落合先生(右端後)と中川さん(右2番目)。2020年現在、中川さんは90歳で、ただ一人作られています。

青花紙を作る農家が減り、現在1人となってしまいました。草津市では、生産技術を後世に残すため保存継承に取り組んでいます。

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